親の家が空き家になったら最初にやること5つ|東広島版

東広島市の空き家になった実家について家族3人が和室で話し合っている場面 相続
親の家が空き家になったとき、まずは家族で話し合うことが大切です。

東広島で空き家や相続の問題に直面したとき、「どこから手をつければいいかわからない」と感じる方が多くいます。親が亡くなったあと、あるいは施設に入ったあと、実家が空き家になると、寂しさと戸惑いが同時に押し寄せます。「早く売れ」「片付けろ」と言われても、そう簡単に割り切れないのは当然のことです。ただ、時間が経つほど建物は傷み、税金は発生し続け、選択肢は狭まっていきます。この記事では、東広島で空き家・相続に向き合う方へ、現実的に動き始めるための5つのステップをお伝えします。

その1:兄弟・家族で「方向性」を話し合う

まず、最初にやることは、現地確認でも手続きでもなく、家族で話し合うことです。

なぜなら、実家をどうするかは、相続人全員が関わる問題です。また、一人が勝手に動くとあとでトラブルになることも少なくありません。

話し合うべき3つのこと

  • 誰が引き継ぐか(相続人の確認)
  • 住む人がいるかどうか
  • 売る・貸す・残すのどれを選ぶか

まだ結論が出なくても構いません。「何も決まっていないけど、相談したい」という状態でも、不動産会社に声をかけて大丈夫です。東広島市では、県外に住む兄弟が話し合ったうえで「売れるかどうか心配で相談に来た」というケースが多くあります。まず話し合いを始めることが、最初の一歩です。

その2:現地を確認し、管理方法を決める

次に話し合いの方向性が見えてきたら、実際に現地へ足を運びましょう

たとえば、誰も住まなくなった家は、思ったよりも早く傷んでいることがあります。確認すべきポイントは次のとおりです。

現地チェックリスト

  • 雨漏り・外壁のひび割れ・屋根の状態
  • 水道・ガス・電気の停止状況
  • 草木の繁茂・不法投棄の有無
  • 窓・鍵の施錠状態

特に4月〜8月は草の伸びが早いため、放置すると近隣に迷惑をかけることもあります。遠方に住んでいて定期的に通えない場合は、地元のシルバーセンターに草刈りを依頼する方法が実用的です。近くに親戚がいれば、管理をお願いできるケースもあります。

その3:東広島の空き家・相続は登記が義務化された

さらに、親が亡くなった場合は相続登記(名義変更)が必要です。

実際、2024年4月から相続登記が義務化されました。詳しくは相続登記の義務化について(法務局)をご覧ください。
リンクURL:https://www.moj.go.jp/MINJI/minji05_00343.html

相続を知った日から3年以内に登記しないと、10万円以下の過料が科される可能性があります。

相続登記の基本の流れ

  1. 遺言書の有無を確認する
  2. 相続人を確定する(戸籍謄本の取得)
  3. 遺産分割協議を行う(相続人全員の合意)
  4. 法務局に登記申請する

手続きは司法書士に依頼するのが一般的です。相続不動産の全体的な流れは東広島市の相続不動産 放置リスクと出口戦略もご覧ください。

その4:「固定資産税」と「特定空家リスク」を把握する

また、空き家を持ち続ける限り、固定資産税の負担は続きます

さらに管理が不十分で建物が危険な状態になると、東広島市から「特定空家等」に認定される場合があります。空き家対策の詳細は国土交通省の空き家対策ページをご参照ください。
リンクURL:https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk3_000035.html

認定されると住宅用地の固定資産税特例が外れ、税額が最大6倍になる可能性があります。

3,000万円特別控除を見逃さない

相続した空き家を相続開始から3年を経過する日の属する年の12月31日までに売却すると、譲渡所得から3,000万円を控除できる制度があります。

対象は昭和56年5月31日以前に建築された旧耐震基準の建物など条件がありますが、該当する場合は大きな節税になります。時限的な制度のため、早めの確認が重要です。

その5:専門家・自治体の窓口に相談する

そのため、一人で抱え込まず専門家や自治体の窓口を活用することをおすすめします。

東広島市の相談窓口

東広島市 建設部 住宅課
電話:082-420-0946
所在:西条栄町8番29号 本館6階
空き家バンクへの登録・解体費用補助(解体費の1/3・上限50万円)の相談が可能です。

不動産会社への相談

「売るかどうかまだ決めていない」という段階でも構いません。現在の価格感を知るだけでも、家族での話し合いが前進します。

東広島市の空き家の現状については東広島市の空き家問題|空き家率16%の現状もあわせてご覧ください。

担当者より|「売れるか心配で…」という相談が一番多い

実際、実家が空き家になったとき真っ先に不動産会社に連絡できる方はほとんどいません。

多くの場合、まず兄弟や親戚と話し合い、「処分しようか」という話がまとまってから、やっと相談に来られます。よく聞くのが「売れるかどうか心配なんですけど、相談に乗ってもらえますか」という一言です。

一方、東広島市では県外に住むお子さんからの相談が多く、特に女性の方は遠方で管理が難しく、草の問題や建物の傷みを気にされているケースが目立ちます。

つまり、管理にしても売却にしても、選択肢はいくつもあります。どの道を選ぶかは、まず話を聞いてからでも遅くありません。「どうしようもなくて」という状態でも、ぜひ一度ご相談ください。

― ニッセイ不動産 寄兼

まとめ:思い出の家と、どう向き合うか

最初の5ステップをまとめます。

  1. 兄弟・家族で方向性を話し合う
  2. 現地を確認し、管理方法を決める
  3. 相続登記を確認する(3年以内に義務)
  4. 固定資産税・特定空家リスクを把握する
  5. 専門家・自治体窓口に相談する

思い出のある家だからこそ、丁寧に向き合いたい。でも、放置するほど選択肢は狭まります。まずは一歩、動いてみてください。


空き家・実家のご相談はニッセイ不動産へ

東広島市・西条エリアの空き家・実家の売却・管理について、「まだ決めていない」段階からお気軽にご相談ください。

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